はじめに リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ はじめまして、Ayako.Nと申します。✤漫画模様✤ の ページへようこそ!!本ページは、私の好きな昭和漫画や関連する活動&同人誌などをマイペースに紹介していくページです。当面は、昭和漫画に関する活動の備忘録や近況報告みたいな形で投稿しようと考えてます。どうぞよろしくお願いいたします☆彡Blogger : ✤漫画模様✤https://4ek11-showamanga.blogspot.com/twitter : @4eknight11(ナイト)https://twitter.com/4eknight11 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
「令和に推したい昭和マンガ」第3回 ご無沙汰しています。先日、新たな原稿がアップルBOXクリエートの同人誌に無事掲載されたので、さっそくご紹介します。 【タイトル】 令和に推したい昭和マンガ 第3回 加賀五三六「清水ジロ長」 2022/06/30 アップルボックスクリエート「少年なつ漫王」 第56号「「少女」昭和29年~30年大特集」 【作品の初出】 秋田書店「冒険王」連載 (1962年6月~12月) 【概 要】 「清水ジロ長」の特徴をあげながら、加賀五三六(棚下照生)の少年漫画から青年漫画への変化について紹介。 映画の影響や作者の人生観の変化から、青年漫画に繋がる棚下時代劇の型を明らかにする。 1.「清水ジロ長」を読んだきっかけ 誓和堂の高橋さんとまんだらけの今入さんから加賀五三六先生と棚下照生先生が同一人物であることを教えていただいたのがきっかけで読みました。 本誌は国立国会図書館にあり、遠隔複写サービスで揃えました。 図書館に無かった付録も、早々ネットオークションで購入することができ、全話通して読むことができました。 知名度の低い作品のため、集めるのは困難かもしれない、2~3年かかるだろう…などと予想していたのですが、とんとん拍子で揃えることができ、本当に運が良かったと思います。 2.「清水ジロ長」を選んだ理由 「清水ジロ長」を選んだ理由は、下記の3点です。 ① 50年代と60年代の棚下少年時代劇の比較 1つ目の理由は、第2回の「小手丸鉄平」と合わせて読むと、棚下先生の50年代と60年代の少年時代劇が比較することができるからです。 棚下先生は描く時期によって絵柄が変化しているので、50年代の作品と60年代の作品を比較すると絵の違いが激しくて驚きます。 ② 着物の模様の逆輸入 2つ目の理由は、第1回で紹介した堀江卓先生の「矢車剣之助」の着物の模様が逆輸入されているからです。 「矢車剣之助」では、「小手丸鉄平」に強く影響を受けた堀江卓先生が鉄平の袴の模様を剣之助の着流しに引用し、さらに剣之助のシンボルとして活用していました。逆に、「清水ジロ長」で棚下先生はジロ長の着物全体に模様を使い、付録表紙のカラーイラストでは剣之助の着物と同じ黄色を用いています。 ... Read more »
「令和に推したい昭和マンガ」第5回 先日、新たな原稿がアップルBOXクリエートの同人誌に掲載されましたので、さっそくご紹介します。 【タイトル】 令和に推したい昭和マンガ 第5回 東浦美津夫「無明幻之丞」 2023/03/31 アップルボックスクリエート「少年なつ漫王」 第57号「「少年」昭和29年~30年大特集」 【作品の初出】 「週刊少年キング」連載(1966年5月~9月) 【概 要】 「無明幻之丞」の特徴をあげながら、東浦美津夫と横山光輝の時代劇の魅力を紹介。 小説や歌舞伎に登場する盲目の剣士と比較しながら、「無明幻之丞」の主旨が、才能を持った人物の生きざまを描くことであることを明らかにする。 1.「無明幻之丞」を読んだきっかけ 「無明幻之丞」のことは、昭和マンガの書籍で知り、アップルBOXクリエートの復刻(全2巻)で読みました。 発行部数が限られているのもありますが、手放す人が少ないためか2冊揃えるのになかなか苦労しました。 2.「無明幻之丞」を選んだ理由 今回は、作画とネーム原作、両方の作家の魅力を紹介できる作品なので選びました。「無明幻之丞」は、東浦美津夫先生の美男子と、横山光輝先生の読み応えある時代劇のストーリー、両方が一気に読める大変珍しい作品です。また、現代のマンガでも作画とネームを分担して人気の出た作家がいますが、1960年代当時はマンガの分業もかなり珍しかったと思います。 原稿を書くため久々に読み返しましたが、振り袖で戦う美しい姿、強敵相手でも負けない剣術の強さ、そして時代に翻弄される儚さ、無明幻之丞は魅力たっぷりの主人公だと再確認できました。 読めば現代でも好きになる人がたくさんいそうなので、再度復刻されて欲しい作品のひとつです。 なお、次回の第6回は、横山光輝先生の特徴をもっと深掘りできる作品を紹介したいと考えています。次回もお楽しみに☆ミ Read more »
「令和に推したい昭和マンガ」第7回 アップルボックスクリエートの同人誌に文章を投稿したので、さっそくご紹介します。 【タイトル】 令和に推したい昭和マンガ 第7回 横山光輝「魔剣烈剣」 2023/12/20 アップルボックスクリエート「少年なつ漫王」 第58号「日の丸 昭和35年~36年特集」 【作品の初出】 東光堂単行本「魔剣烈剣」描きおろし(1955年9月) 【概 要】 「魔剣烈剣」の特徴をあげながら、横山光輝の時代劇の魅力を紹介。小説「月笛日笛」の影響などから、「魔剣烈剣」のテーマや試行された手法などを明らかにする。 1.「魔剣烈剣」を読んだきっかけ 「魔剣烈剣」は、横山先生の時代劇・忍者漫画にハマって読んだ作品です。初期作品とは言え、1955年に東光堂で出版されて以降、1975年桃源社、2003年の講談社、2013年小学館クリエイティブの単行本、さらに電子書籍でも発売されており、根強い人気を誇る漫画と言えます。 2.「魔剣烈剣」を選んだ理由 「魔剣烈剣」は、キャラクターが魅力的で、努力家のヒロイン早百合も、強くて頼もしい山本龍馬と村雨次郎も大好きです。また、「魔剣烈剣」は、後の横山作品への影響が随所に見られ、横山先生の作品をまだよくご存じないという方にも読んでいただきたい作品なので選びました。 なお、次回の第8回も引き続き横山光輝先生の作品を紹介したいと考えています。次回もお楽しみに☆彡 Read more »
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