「令和に推したい昭和マンガ」第8回


アップルボックスクリエートの同人誌にまた文章を投稿したので、さっそくご紹介します。 

【タイトル】
令和に推したい昭和マンガ 第8回 横山光輝「音無しの剣」
2024/07/31 アップルボックスクリエート「漫画市」
第35号「貝塚ひろし九里一平追悼号」 

【作品の初出】
東光堂単行本「音無しの剣」描きおろし(1955年3月)

【概  要】
「音無しの剣」の特徴をあげながら、小説「大菩薩峠」の影響や、技や対決を中心とする横山漫画の時代劇の魅力を紹介。

1.「音無しの剣」を読んだきっかけ
 「音無しの剣」は、横山先生の時代劇・忍者漫画にハマって読んだ作品です。横山先生の単行本デビュー作と言われ、若手漫画家だったころの先生の作風を知ることができる作品のひとつです。

2.「音無しの剣」を選んだ理由
 「音無しの剣」は、実在した剣客高柳又四郎を主人公のモデルとしていますが、小説「大菩薩峠」の要素やオリジナルの要素を織り交ぜて描かれています。デビュー初期とはいうものの、前回の「魔剣烈剣」に負けないくらい奥の深い作品だと思います。

 なお、次回の第9回は棚下照生先生の作品を紹介したいと考えています。次回もお楽しみに☆彡

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